皆さんダイエットの成功・失敗って何で判断していますか?
「体重の増減」で判断している人も多少いるかもしれませんが、ほとんどの人は「脂肪が減ったかどうか」ですよね。
そして一般的には、総脂肪量(kg)/総重量(体重kg)で計算できる「体脂肪率」で判断するのではないでしょうか。
今回は「体脂肪率」の男女別&年齢別の平均、肥満ライン、見た目の変化を調べてみましたよ。
【このページのもくじ↓】
男女別の体脂肪率の平均って何%なの?肥満ラインは?
「体脂肪率」と言っても何%くらいが標準でどこからが肥満なのかの「基準」はまず気になりますよね。
最も権威性のあるであろう「厚労省の基準」によると肥満ラインはこんな感じ↓
【厚労省の「体脂肪量過剰」の基準】
成人女性: | 30%~ |
成人男性: | 25%~ |
もちろん年齢や性別によって異なってきますが、この辺を超えていたら健康面でもリスクがあるので生活習慣を改めてみた方がいいかもしれません。
体脂肪率の平均は?
体組成計メーカー「エレコム」の基準によると、こんな感じに判定しているみたいです↓
体脂肪率は男女で結構差がありますが、平均で見ると女性の体脂肪平均=男性の体脂肪平均+10%くらいでしょうか。
という事でエレコム基準だと「成人男性なら体脂肪率20%」「成人女性なら体脂肪率30%」が真ん中のようですね。
【男女別】年齢も考慮した体脂肪率の平均は?
実際にはここに年齢を考慮するので、若干前後してくると思います。
調べてみたところ体組成計メーカーの「タニタ」の公式ページに「【性別&年齢別】体脂肪率判定評」があったので参考にしてみましょう↓
18歳以降はかなり幅がある気もしますが、かなり分かりやすいですね。
目安としては、
【男性の体脂肪の標準】
18歳〜39歳:「16%台が平均」で「17〜21%標準+」
40〜59歳:「17%台が平均」で「18〜22%が標準+」
【女性の体脂肪の標準】
18歳〜39歳:「27%台が平均」で「28〜34%が標準+」
40〜59歳:「28%台が平均」で「29〜35%が標準+」」
僕の場合、直近の「低脂質ダイエット」で軽肥満から平均くらいまで減らせてるのか。頑張った甲斐があってとりあえず一安心です(*^-^*)
【男女別】体脂肪率と見た目の違い
体脂肪率が違うと見た目はどれだけ違うのかの画像があったので、まずは参考にしてみて下さい↓
引用:Fitness World
特に男性の場合、見た目的に体脂肪率は低い方がかっこいい感じはありますが、健康面も考慮すると上記の「標準-」までの範囲の方が良いみたい。
個人的には12%~15%は目指したい見た目ですが、1桁台はちょっと違うかも…
1桁台とかは競技者とか一部のアスリートが目指すところという事ですね。
体脂肪率の定義=体重(kg)に占める体脂肪の重さ(kg)
身体についている総脂肪量(kg)は、単純に「体重(kg)×体脂肪率(%)×100」で計算できます。
例えば体重60kgで体脂肪率20%の人だったら、身体全体についている総脂肪量は12kgあることになります。
ちなみに脂肪1kgって意外と多いですよ↓
ちなみに脂肪の密度は水の90%程度の「約0.9g/cm^3」なので、12kgの脂肪は、体積にすると13.3Lなので1Lの牛乳パック13本以上もの脂肪が身体についているんですね。
ただし、体組成計での体脂肪の測定方法は身体に微電流を流して抵抗差で測定しているので多少誤差があるのと、体脂肪率は身体の中の水分や血流の影響で1日の中でも2~3%程度の変動があると言われています。
「体脂肪」「皮下脂肪」「内臓脂肪」の違い
ここまでは身体全体に付いた「体脂肪」の話でしたが、「皮下脂肪」や「内臓脂肪」という名称も聞いたことがあると思いますが、こんな関係になっています↓
体脂肪(体全体の脂肪)=「皮下脂肪」+「内臓脂肪」
つまり、つまめる「皮下脂肪」と、内側につく「内臓脂肪」の合計が大体「体脂肪」という事ですね。
このうち「皮下脂肪」は女性に付きやすく「生活習慣病のリスクは高めない」と言われており、「内臓脂肪」は男性に付きやすく「生活習慣病のリスクを高める」と言われています。
体組成計でも体脂肪だけでなく「内臓脂肪量」まで測定できるものがありますが、特に付きやすい男性は健康面も考えて「体脂肪」だけでなく「内臓脂肪」も把握&管理していきたいところです。
脂肪の減らし方については、以下のページで考察していますので良ければご参考にどうぞ↓
コメントを残す