筋肉は放置すると脂肪に変わるってホント?都市伝説的な逆錬金術の真相

筋肉は放置すると脂肪に変わるってホント?都市伝説的な逆錬金術の真相

コロナ太りから体脂肪率が標準くらいまでV字回復してきたところで、筋肉を増やそうと思い「バルクアップ」に挑戦しようかと。

近くのジムで初めてスミスマシンで大胸筋に負荷をかけ始めた頃、仕事仲間に言われた一言が頭から離れません。それが…

友人「筋肉つけると維持が大変じゃない? 使わないと脂肪に変わるじゃん

僕「ファッ!? 筋肉が脂肪に?変わる?どゆこと?

確かに筋肉の維持は大変ですが、「筋肉が脂肪に変化する」なんて考えが僕には全くなかったので、恐怖を覚えました。

これが事実なら「筋トレ⇒サボったら体脂肪激増」という恐ろしい事態になるので、迷わず僕は筋トレを止めます 笑

うーんどうなんだろう。前回の「プロテイン飲みすぎると太る」的な都市伝説的な匂いがしますねぇ。

「プロテインは太る」は都市伝説?理由と効果的な飲み方

かなーり気になったので今回真実を調査してみましたよ。

本当に筋肉は放置すると脂肪に変わるのか?

そもそも普通に考えてみても、

筋肉の主成分=タンパク質
脂肪の主成分=脂質

なので、本当に筋肉が脂肪に変わったらもはや錬金術ですよね。

砂を金に変えるようなものです。いや不要なものに変わってるから「金を砂に」ですね 笑

日常生活で考えてみても、赤身ばっかりの牛肉買ってきて冷蔵庫で放置して霜降りになってたら奇跡ですよね。そんなんできたら偽装霜降り作り放題やん。

でも意外と都市伝説的な感じで「筋肉放置すると脂肪に変わる」って言われているみたいなので、一応調べてみました。

答えを先に言うと・・・
 
筋肉→脂肪、脂肪→筋肉には変わりません。

筋肉の主な成分は「たんぱく質」、脂肪の主な成分はもちろん「脂質」です。
 
つまり、材料が違うので、筋肉が脂肪に変わることはないです。

結構この都市伝説について解説してくれている情報源があって、都市伝説として結構言われているんですね。そして満場一致で「あり得ない」という結論でした。

そして無事筋肉が脂肪に変わることがない事が確認できて安心しました。

全ての筋トレ初心者の皆さん安心してください! 筋肉つけても脂肪には変わりませんから!(自分に言い聞かせるように)

【結論】

筋肉は脂肪には変わらない!!!完全に都市伝説!

じゃあなんで「筋肉が脂肪に変わる」という都市伝説が出回っているのか

もうほんとにここですよね。だれがこんな根も葉もない噂を流したのか迷惑でしかないです。

僕の推測ですが、昔バリバリ現役で運動していた人が急に運動をやめたときに、「筋肉が落ちる」のと、食生活そのままで「脂肪がつく」のが同時に起こる事が多いから、こういった錯覚が起こって都市伝説化したのではないかと思います。

【筋肉が脂肪に変わる錯覚の原因】

急に運動習慣がなくなって筋肉が落ちる

食事の量はそのままだから脂肪が増える

特に学生の時にラグビー等の食べてゴリゴリな筋肉を付けていた人は、社会人になって一気に運動の機会が減って筋肉ダウンし、食生活は現役のままで一気に脂肪がついた… とか想像に難くないですよね。

逆にガチ筋トレ勢に聞いてみると、「筋トレをサボると脂肪に変わるのではなく、筋肉が落ちるんじゃボケ」と一掃されました。

脂肪がつくのは自分の食生活が悪いって事ですね。筋肉は悪くない!

さあ、夏に向けて少し筋トレ頑張って筋肉つけよっと。

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